

わが家の庭にはプラムの木がありませんが、私の住むセント・ジェームズ・アベニューはかつて、道の両側にプラムの木がずらっと並んだプラム並木でした。本当は桜の並木にする予定が、市の手違いで、プラムの木を植えてしまったらしいです。そんなわけで、毎年タダのプラムがたんと手に入って我が家では、毎年夏になるとプラムジャムを作るのが慣わしでした。
しかし数年前に道の再舗装をした際、なぜかかなりの数のプラムの木が抜かれてしまったのです。これで例年のプラムジャム作りも終わりかと思われたのですが、向かいの公園に大きなプラムの木があることを発見。
食べ物のことになると目ざとい子供達は、いつこれらの(タダの)フルーツが食べごろになるか、まめにチェックしてるんですね。ここ数日、毎日のように熟れたプラムの実を袋いっぱい収穫してきます。
こちらもジャムだけでは消費が追いつきません。手持ちの料理の本を全てひっくり返して、プラムを使ったレシピをサーチすることに。
まず手始めは、例年どおりのジャムを作りました。ジャムにする際、プラムは種を取り除かなければなりません。
最初にごく少量の水で、プラムを種と皮ごと煮て果肉をパルプ状にすると、種がはずれて出てきますので、穴のあいたスクープで煮汁ごと果肉を掬い取って、種だけ取り除くようにすると簡単です。皮はそのまま取り除かずにおきます。
(材料)プラム 900g
水 90ml
砂糖650g
(作り方)プラムは皮と種ごと鍋に入れ、分量の水を加えて、弱めの火力でゆっくりと煮ます。じきに実から水分が出て皮が破れ、実が崩れてパルプ状になります。種が果肉から分離したら、穴のあいたお玉などで実ごとすくい上げてから、種だけを取り除きます。
種を除いたら砂糖を加えてよく混ぜ、沸騰させます。沸騰したら火を少し弱めて、ぐつぐつと煮詰めます。その間、焦げつかないように木ベらなどでかき混ぜてください。十分なとろみがついたら、できあがり。
とろみのチェックは、煮詰めたジャムを少しすくって小皿に薄く載せ、冷蔵庫に入れます。数分後冷めたら取り出して小皿を傾け、表面にうっすら膜が張ってすぐに流れ落ちないようなら、十分煮詰まっています。
煮詰める時間は15分くらいから、プラムや砂糖の分量、熟し具合によってもっと長く30~50分くらいかかることも。基本的に適度なとろみがつくまで、ということで。うちの家族は固めのジャムより、砂糖控えめで柔らかめのジャムが好きです。ジャムはパンに塗ったり、ホットケーキやヨーグルトやアイスクリームにかけたりするとおいしいです。